化粧品美容成分

良い美容成分があると同時に良くない美容成分があることも事実です。
このページでは、一般的に良くないと言われている成分を紹介します。
ただ、肌に良くないという成分でも、化粧品の品質を保つためには使わざるを得ない成分であることも間違いありません。

■パラベン
化粧品の保存料として有名な成分です。一般的に良くないとされていますが、
実際のところは違います。
確かに保存料というのは決してよい物ではありませんが、
化粧品を腐らせないように必ず配合しなければいけない決まりがあります。
そして、パラベンは厚生労働省許可してある最も安全な保存料ともいえます。
実際に食品に入っていることもありますし。

しかし、一般的には無添加とかオーガニックとかの化粧品がありますが、
それらはどうしているのでしょうか。
化粧品には、保存料をいれて一定期間化粧品の品質を維持する決まりがあります。
答えは簡単で、厚生労働省が許可していない何かしらの成分が配合されているのです。
ですから、成分を表示する必要もありません。
つまり、安全性の確認されている成分がふんだんに入っているということです。
これから、無添加、オーガニックと言われている化粧品の実態です。

■フェノキシエタノール
これも防腐剤や保存料といった成分です。
殺菌性が強く、比較的新しく認知されたものです。
安全性が高いものとされていて、化粧品に配合される量も少ないため
さらに研究が進めば、良い保存料として認知されるのではないでしょうか。

■水酸化レシチン
合成の界面活性剤です。大豆や卵黄から抽出されるので、
天然といっている方がいますが、合成され界面活性剤になっているので、
天然でも何でもありません。保湿効果が高いものですが、お肌への刺激が強いので、
敏感肌や何かお肌に疾患のある方は使いにくい成分だと思います。

■ＢＧ
化粧品の成分表によく出てくると思います。
アルコール類の合成成分で、保水力が高く殺菌効果、つまり、防腐剤としての役割を果たします。
刺激が強い物ではなく、ベタ付かない特徴もありますが、
敏感肌の方はお肌への刺激を感じるかも知れません。
ただ、過剰に敏感になることはない成分だと思います。
　ビタミンＣの防腐してくれますので、ビタミンＣ誘導体の化粧品によく見かけられると思います。